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夫の転勤で夫婦でトロントに移住。慣れない自炊や日常での驚き、友達できたーなど記載していきます。

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カナダで出産をした話

 

ずっと更新が止まってました。

実は妊娠していて、出産・育児に追われる毎日を過ごしていました・・!!

初の出産がカナダという貴重な体験をしたので、ブログにしておきたいと思います。

 

 

 

出産当日の体の変化と病院に向かうまで

出産は6月。当日は、朝から”おしるし”がありました。

これはいわゆる出産間近の兆候の1つとされている微量の出血。おしるしは皆に来るわけではなくて、来る人と来ない人がいるみたいです。

ちょうどその日は妊婦検診の日だったので、病院でいつもどおりの定期検査を受けつつおしるしの話をしたら子宮口の検査もしてくれて、もう2cmほど開いているので数日以内に産まれるだろうとのこと(子宮口は10cm開いたらすぐ出産)。

 

いつ産まれるかな~とドキドキしながら帰っていろいろネット検索をしていたら、そういえば昼過ぎくらいから何度もお腹が張るような痛いような・・・

これが定期的な張りだったら陣痛なので、陣痛計測のアプリで測ると12~15分の定期的な張り。うわ、もう陣痛来た!え、ほんとにこれ陣痛?という感じ。痛みも耐えられる程度。

5分おきになったら病院に来るように言われていたので夜まで待っておおよそ5分間隔になってきたけど、それでもまだこれが陣痛なのか自信がなく、病院に電話をしてから22時半過ぎにとりあえずという感じで病院へ!

 

病院に着いてからの流れ

まずはトリアージ

病院についてからは、トリアージ室というところへ通されました。

ベッドがいくつか置いてあって、他にも陣痛中の女性たちがいました。ベッドはそれぞれカーテンで囲われていたので見えなかったけど、うめき声で2~3人いることが判明。笑

そこで水色のガウンに着替えて、陣痛を調べる機械につながれてお腹のチェック。陣痛の様子からまだ産まれるまでけっこうかかりそうなこと、人工破水させればお産が進みそうだということ、麻酔(無痛分娩)希望か否かの確認、病気や体調面でのリスクがあるかの確認などをされました。

 

分娩用の個室へ移動

わたしは産む直前に点滴をしないといけない予定だったので、一旦帰宅していつになるか分からない出産を待って点滴のタイミングを逃すよりは、時間のコントロールをするためにもこのまま点滴→人工破水させてお産にしようということになり日付が変わったころに個室へ移動。

この個室が、かなり広い・・!ベッドがあと5台は入ったんじゃないかくらい広かったです。お風呂もトイレも付いていてかなり快適。

ここのベッドで陣痛~分娩までしましょうとのことでした。つまりベッドから分娩台への移動とかはないとのこと。

 

長い長い陣痛、そして出産

朝方の2時ごろ血液検査をして、点滴開始。この間もずっと中くらいの痛みは続いてました。まあまあ痛いけど耐えられる痛さ。

4時間ほど点滴をしたあと人工破水させる予定だったのが、3時ごろプツッという音とともに自然破水!このころから痛みが劇的に増して、痛い、ひたすら痛い、体勢をほんの少し変える余裕もないし事前に何度も練習したソフロロジー式の呼吸法なんて全然やってらんない、うめいたり叫んだりしながらベッドの手すりをガンガンに打ち付けて壊してしまいそうだったし、トイレに行こうと立っても陣痛が来た瞬間動けなくなって息が止まるし、痛すぎて泣くとかじゃなくてもう気絶しそうでした・・・。

笑気ガス?と思われる痛み止めのガスをくれたのでダースベイダーかのごとくひたすら吸い続けたけど、ほとんど効かず。

わたしは痛みに強いほうだし、みんな乗り越えてるんだからきっと大丈夫~と思っていたけど、全然敵いませんでした。。陣痛なめてた。

カナダは無痛分娩が主流ということもあり、看護師さんや先生が部屋に入ってくるたび「麻酔打てばいいのに~」「そろそろ麻酔しとく?」と声をかけてくれ、朝の7時半ごろ「まだあと5~6時間は産まれないよ」という診断を聞いた瞬間麻酔を打つことを決断。

麻酔の先生がすぐ来て説明をしてくれたけど、そのあと緊急が立て込んだらしく9時半過ぎまで待たされ、ひたすら激痛と戦う時間を過ごしました。

麻酔を打つころには息も絶え絶えだったけど、打って10分後には一気に痛みが消えていき、何時間もこわばってた身体から力がすーーっと抜けて楽になって、そこで初めて泣いた。痛かった、やっと解放された、自力で乗り越えられなかったのは悔しい、けどあれ以上はもう頑張れなかった仕方ない、、などなど考えながら落ちるようにやっと眠りにつきました。

1時間くらいの睡眠だったけどかなり回復。あとは痛みはなく、尿管をつけてもらったり、陣痛促進剤を点滴で入れられたり、痛みを感じ始めたら麻酔追加のボタンを押したり(これはセルフ)、看護師さんと会話したり。穏やかな時間を過ごしました。

わたしの陣痛は満月の2日後だったんだけど、満月の前後はやっぱりお産が増えるんだって。空気の圧が変わることで、破水しやすいみたいだと看護師さんが言っていました。

そして陣痛も2~3分間隔になり子宮口も全開、18時40分に娘が産まれました。

 

麻酔の話

カナダでは無痛分娩が主流だけどわたしは日本人だし痛みも経験したいし、と自然分娩を望んでいたものの、破水後6時間くらい経って麻酔を打ってもらいました。

日本では有料だしリスクもあるということであまり身近に思っていなかった無痛分娩。カナダではあっさり無痛に移行してくれました。麻酔専門医からの事前説明はあるものの、書類サインなどはないし、事前予約も必要ないし、実際に出産のときの状況に合わせて柔軟に対応してもらえるのはとても良かったです。

背中に太めの針を刺してそこから麻酔を入れるようになっていて、その針を刺すときは少しチクッとしたけど、陣痛に比べれば何ともない痛みでした。

そのあとは、麻酔が弱まって来たなと思ったら横にあるボタンを自分で押せば、麻酔が追加される仕組みになっていました。

 

産後入院の様子

日本では1週間近く入院したり、母親の睡眠確保のために赤ちゃんを別の部屋で預かってくれたりするそうですが、カナダは基本全部無料なこともありスパルタ。

わたしの場合は産後2泊で退院、その間ずっと母子同室で一瞬も離れることはなかったです。(通常は産後1泊での退院が多いとのこと。)

産後すぐ、赤ちゃんの授乳と寝かしつけで昼も夜もない生活だったしほとんど寝ていなかったのに眠気はずっと感じず。アドレナリンが出てたんだろうなーと思います。

産まれた翌日の朝1時ごろに看護師さんが回ってきて沐浴指導があったり、授乳指導の先生が来たり、赤ちゃんの検査をしてもらったりしました。

 

退院した足でホームドクターにかかった話

カナダでは退院が早いからか、48h check upというのがあり、退院後すぐ小児科もしくはホームドクターに赤ちゃんを診てもらう必要があるとのことで、退院したその足で電車を乗り継ぎホームドクターに診てもらいました。どうやら「退院後」2日くらいを目安に~という意味だったらしいのだけど、「産後」2日以内に必ず行かなきゃいけないと勘違いし、疲れた体で必死の思いで行ったのを覚えてます。。

日本では聞いたことないし、看護師さんにもやたらこの48h check upの話を念押しされたから焦ってしまって。

身長や体重を測る程度の、ほんとうにシンプルなcheck upでした。もっとゆっくりしてから行けばよかったー。笑

 

カナダならではな出産小話

病院食について

わたしの病院では、スコーン、キッシュ、オートミール、パスタ、ガーリックチキン、オムレツ、スープ、、のような感じの病院食でした。もちろん和食はなし。

まったく美味しくはなかったけど、疲れ切っていたので毎回完食。

ちなみに1回牛乳が腐ってて替えてもらいました。産後の弱った人間に何飲ませてくれてんねん、と夫とつっこみながら笑ったけれど。笑

日本はお祝い膳が出るところもあるって聞いたんだけど、どんなんだろうーー

 

OHIP

子どものOHIP(健康保険)は、その場ですぐ仮の用紙をもらえます。ただ、もらうためには子どもの名前が必要なので、入院中に最終決定して看護師さんに名前を伝えました。漢字はもちろん不要なので、読みだけ伝えて漢字はあとでゆっくり検討。

OHIPカード本体は後日自宅に届くようになっているので、それまでの子どものcheck upなどは仮の用紙でまかなえるようになっています。

 

出産届

役所に行く必要はなく、オンラインで登録できます。

看護師さんからも案内をもらって、退院後数日してから家でゆっくり登録できました。

 

血液型

カナダでは子どもの血液型は特に教えてくれないそうです。

むしろ日本のようにみんながみんな自分の血液型を知っているのが不思議、と言われました。輸血や手術で必要なときにその医療機関で検査するようになっているんだと思います。

でもこれはちょっと知りたかったな~

 

英語での出産はなんとかなる

英語はもともと好きだし海外にもよく行っていたけど、わたしは日常英会話くらいしかできません。特に聞き取りが苦手。

妊婦検診から出産にかけて、英語でできるのかと不安だったけど、実際何とかなりました!妊婦検診のときは妊娠関連の英単語をひととおり勉強しておけばどうにかなったし、出産のときは必死すぎて逆になぜかいつもよりスムーズに会話できてました。

それに、カナダの人は基本的に優しいけど、ことさら妊娠出産関係の病院の人たちは優しかったように思います。分からなければゆっくり言い直してくれるし、嫌な顔ひとつしない。移民の国だからこそかなーと思いました。

 

 

 

育児の合間に、無理のない範囲でまた徐々に更新していきたいと思います!